ADHD+ASD併発型で幼少期からずっと生きづらさを背負って生きてきたミドフォーです。
ADHD女性はどんな働き方が合ってる?派遣社員のメリットとは?
20才で派遣の仕事から始めて、大人のADHDと分かるまでに短期間の転職を繰り返しました。正社員、契約社員、アルバイト、パートと、ほぼすべての雇用形態での働き方を経験し、なかでも派遣社員として勤務した職場の数は期間限定や短期間の仕事も含めると2ケタ社になります。
なぜ派遣を何度も選んだかというと、20才の1社目を辞めて無職になったときにPCスクールに通ったり、独学でITスキルを身につけてIT資格を取ったことで、その後のPC操作系(事務)の仕事に受かりやすくなったからです。
一般企業で使われる文書作成ソフトの一般操作ができることを証明できる資格対策本
一般企業で使われる表計算ソフトの一般操作ができることを証明する資格対策本
事務職に就くならWord、Excelどちらも使うことが多いので、2つの資格は最低限取得するのがおすすめです。履歴書に書けるので、一般的なPC操作ができることを証明できPC操作のある事務職に受かりやすくなります。

非正規雇用の中でも業務内容が同じ場合、アルバイト・パートで働くより派遣社員の方が時給が高かったのも派遣を選んだ理由です。
派遣事業が始まってから10数年間は派遣社員には交通費の支給がされないところがスタンダードでした。1日8時間勤務ならアルバイト・パートより派遣の方がトータルで稼げました。ただし、時給が高いと即戦力を求められるので直接雇用のアルバイト・パートよりも初日から扱いは若干厳しくなります。
一部の社員からは「派遣さん」と呼ばれたり、「他社(派遣元の会社)から来てくれた短期間の助っ人」といった認識をされやすくなります。会社のカラーにもよりますが、派遣社員に対してよそよそしい態度で距離を置かれたり、時給が高いなら仕事ができて当然と想像以上に期待されることがあります。
派遣で働くメリットとしては、
・派遣会社に一度登録すれば応募のたびに何度も履歴書を書いて送る必要がない
・応募~面接まで派遣コーディネーターさんが進めてくれるため、準備にかかる時間的負担が少ない
・希望職種のみに限定できる
・異動や転勤がない
・働く期間を選べる
・勤務日数や勤務時間帯の希望が通る
・残業を強要されない
・更新時に円満退社できる
派遣で働くデメリットとしては、
・ボーナスや各種手当が出ない(交通費は会社によって出るケースもあり)
・長期間働ける補償がない(長くても3~5年以内の契約になりがち)
・派遣先の社員から短期間こしかけのスタッフだと思われる
職場の方とは一定の距離を保ったドライな関係性が理想のADHDやASDにとっては、(その業務スキルが得意であれば)特性に合わせて勤務日数・時間を選べる派遣の働き方は合っていると思います。
一方、アルバイトやパートは時給が安い分、ゆるく勤め始められ、交通費が支給されます。派遣はボーナスが出ないですが、パートなら会社によってはボーナス(寸志)が出るところもあります。
アルバイトやパートは勤め先の会社所属で社員と同族意識があり距離感が近くなりやすいため、社員からもフレンドリーに接してもらいやすく、派遣社員に比べて大切にされやすいです。
面接時(職場見学)に確認できるなら絶対チェックしておきたいこと
派遣社員の面接は職場に出向いた時点でほぼ受かったようなものです。
派遣元と派遣先の会社間で事前にある程度の情報共有がなされているため、あとは当日の本人の雰囲気・言動をチェックして余程の欠点が見られない限りは採用されます。
面接時は会社の会議室に通されることが多く、面接で好感触だと実際に働く職場見学もさせてもらえます。
このときに発達障害当事者としてできればチェックしておきたいことがあります。
・男女比を見る
女性比率7割超えの職場は女性特有のコミュ力・雑談力が必須になるのでADHD・ASDはなじめない可能性が高いです。男女半々または女性比率2~3割の少ない方がサバサバした頼れる女性がけっこういるのでADHD女性にとって働きやすいです。
・職場の雰囲気を観察する
職場全体をしっかり観察して、暗い顔の女性や眉間にシワがあるきつい表情の女性がいないか、室内の雰囲気がギスギスしてないかチェックが大事です。その時の違和感は入社後だいたい当たってます。
・休憩場所とお昼休憩の過ごし方を聞いておく
発達障害の特性上、常に気疲れするので、お昼くらいは1人になりたいのが本音です。
休憩室は複数あるのか、一か所しかないのか、お昼休憩は女性陣でそろって食べないといけないのか、1人でゆっくり過ごせそうな場所があるかまで分かると理想的です。
幸か不幸か私は何十社もの職場見学(面接)をしたおかげで、職場に足を踏み入れた瞬間に室内の空気(社内の雰囲気)が淀んでいるかどうかが分かるようになりました。
たとえば、女性9割の職場を見学した際は、部屋に足を踏み入れた瞬間に殺気を感じました。社内イジメ進行中であろう陰気な空気が漂っており、部外者が入ってきた瞬間に2名の中年女性から睨まれました。そのため、面接を終えて1時間後に差し障りなさそうな理由(社風が合わなそう等)を伝えやむをえず辞退したことがあります。
もともと体力がなく集中力がきれやすいのでフルタイム勤務が困難なこと、集団の中で過ごすと過剰適応を頑張りすぎて疲れきってしまうADHD女性は、年を重ねると仕事のみならず通勤だけでかなり疲弊します。若いうちは過剰適応して乗り切ろうと頑張るものの、周りの速い作業ペースについていけなかったり職場の人間関係の悩みから次第に二次障害はひどくなります。可能であればリモートワークにさせてもらったり、得意なスキルがあれば自宅でマイペースでできるフリーランス、なにもなければ専業主婦(子なし)が生きやすいと思います。

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