ADHD女性の生きづらさは社会に出るとより顕著になります。日常生活ではもちろん、仕事でも様々な困難に見舞われます。ADHD当事者として長年味わってきた苦悩を思い返し、どんなことがつらいのかをご紹介します。
ADHD女性の苦痛なこと1「身支度」
ADHD女性は朝が苦手で起きるにもかなりエネルギーを使います。起床してから出かけるまでの支度がかなり苦痛です。要領が悪く普通の人の倍以上に時間がかかるからです。そのため、身なりをきっちりと整えないと出かけられない外出が毎日となるとかなりハードです。
毎朝普通に行うルーティンも必死です(特に太字黄色)。
・身支度(着替え)
・化粧
・ヘアセット
・朝食(食べる時間がないことが多い)
要領よく身支度ができないため、朝の時間はADHDには苦痛で仕方ありません。
化粧、ヘアセットする時間が足りないため、最小限で済ませます。髪の毛のケアも毎日となるとめんどくさいため、髪の長さもショートかボブだと楽です(伸ばすとボサボサになりやすい)。朝食を食べる時間的余裕がないため、朝はしっかり食べられません。(食べたとしてもゼリー飲料か、菓子パンかヨーグルトくらい)
独身時代でもこれだけハードなので、結婚すると自分以外にも気を遣わないといけなくなるため、パートナーがADHD妻の家事に対して厳しいとお互いにつらい結婚生活になります。
ADHD女性の苦痛なこと2「洗濯」
ADHD女性で洗濯が好きという人は皆無でしょう。
洗濯物、洗剤を洗濯機に入れるまでは大丈夫だけれど、それ以降の工程がかなりめんどくさくて毎日だと苦痛以外の何物でもありません。
・洗濯物を干す(特に外干し)
・洗濯物をよせる
・洗濯物をたたむ
これらの工程は乾燥機を使うことで解決します↓
乾いた洗濯物はたたまずにハンガーにかけるだけにすると負担がかなり減らせます。
ADHD女性の苦痛なこと3「掃除」
ADHDの片づけられない特性から掃除や片付けも大の苦手です。
片付けは人の手を借りるしかないですが、掃除は家電の力を借りるとかなり負担を減らせます。
掃除が嫌いなADHDが掃除機を使おうものなら重い掃除機の出し入れ、電源コードをひっぱるわずらわしさが嫌になって床掃除を一切やりたくなくなります。ADHDはめんどくさくない工程の家事ならできるので家電の力に頼るのがおすすめです。
置き場所があるのならADHDにはこのお掃除家電があると助かります↓
ルンバの最新機種は自動ごみ収集器(クリーンベース)と組み合わせれば最大60日間ごみ捨ていらず♪同じルンバでも古い機種だと頻繁なゴミ処理できないADHDには苦痛になるのでこの最新機種一択です。
お掃除家電はお値段はるし置き場所もないしなぁというADHDにはこれがおすすめ(シートは別売り)↓
とても軽くて腰をかがめずにできるので、掃除機のように重くなくコードもないのでラクチン♪
ワイパーに付ける専用シートは1回1回使い捨てできるこれ↓
ワイパーの置き場が欲しいならワイパー用スタンドがあると見栄えよし!↓
ADHD女性の苦痛なこと4「食器洗い」
片付けできないADHDは料理はなんとか作れたとしても食器洗いは大の苦手です。
料理を作るのも一生懸命でかなり疲弊するため、食べ終わってからの後片付けまでする余力が残っていません。
そんなときにお助け家電があるとかなり助かります↓
工事不要なので、手続き等がめんどくさがりなADHDにおすすめ。パートナーがいる人なら後片付けをパートナーに100%おまかせするのがベストです。また、毎日手料理だと家政婦になったようでストレスを感じるADHDには定期的に家事全休デーが必要です。家事全休デーの日には、手料理も一切作らず、ウーバーのような出前を取ったり、外出する元気があれば外食に行くのもうれしいです。
ADHD女性の苦痛なこと5「お風呂」
ADHD(ASD)は外に出かけると普通の人よりも外部刺激に敏感なため極度に疲れやすいです。
そのため、仕事や学校では必死で脳疲労、帰宅すると玄関で倒れこみ何もする気がおきません。仕事をしていたら疲れ果てて夕食を作る気力も残らないので、帰りにお惣菜を買ったり、外食して帰るようになります。
また、入浴がめんどくさいです。特にめんどくさいのが
・お風呂を入れる
・お風呂掃除
専業主婦なら夫のために無理してお風呂を入れますが、独身で自分だけならシャワーで済ませることが多いです。
パートナーがいてお風呂を入れる必要がある場合はお風呂掃除はパートナーに任せたいところです。
お風呂掃除も腰をかがめずにできるコードレスのこれなら普通の人なら簡単にできます↓
自分はいつも仕事でミスすると思ったら実はADHDかもしれません。女性のADHDは家族や周りから気づかれにくく、本人も無自覚で社会に放り出されることが多いため、社会に出てからうまくいかないことが多いです。
その理由はこれらの本にすべて書かれています↓
いつも失敗ばかりする自分はもしかしてADHDかもしれない、いつも仕事でミスばかりしているあの人はADHDかもしれない、掃除や片付けがまったくできない彼女はADHDかもしれない、と思ったらこれを読めば腑に落ちると思います。